グリーンスタミノード


この冬から咲き始めている交配です。親はConco-bellatulum×White Knight とniveum’Shiratama’です。余り木の出来が良くないので販売は未定です。フラスコ出し後の水の管理を誤って根の生育にばらつきが出てしまいました。5個体くらい開花して、点の入る大きなものでNS10㎝くらい、最初の画像の個体は8㎝くらいです。スタミノードの色の遺伝について説明の出来る方いらっしゃいますか?

白花についてですが、現在はIce Ageの系統が審査では頂点を極めていますが、花を楽しむのは入賞するかどうかだけではありません。もっと色々な楽しみ方があっても良いと思っています。大きいとか小さいとかは感性抜きで誰でも言えるし、コンピュータでも言えることです。整形花が上とか原種が上とかいうのではありませんが、100年以上に及ぶ改良の歴史を想う時に、整形花の血筋というものを後世に残すにはどうすれば良いか。みたいなことを交配していて考えることがあります。昨年の猛暑、現在の住宅事情、経済状況、今求められているのは強健な品種、小型の品種だと思います。大きなものは大きなもので良い、でも小さくても楽しめる整形花やその子孫があっても良いと思うのです。余り型にはめず色々な品種を楽しめると良いなと思っています。さてこの白からどう発展させるのか・・・と。これにthaianumかけたら小さなブラキ系になるだけ?henryanum系の整形花をかけて小型白花?大きな黄花をかけて真っ白な大輪?色々な方向へと導けるはず?

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