niveum’Boule de Neige’

この個体は’Snow Bunting’×’Snow Goose’から生まれた’Cool For Joy’と’Gracefull Arrow’×’Snow Goose’から生まれた’Snowy Owl’との間に生まれました。非常に良個体の確率の高かった当たり交配でしたが、インブリードのためか性質に問題があり、この個体は初花の時が一番良い花でした。それ以来充実した状態で開花したことはありません。今回も先月に植え替えをしたばかりで開花しましたので小さく咲いています。花粉を保存したら切り花にする予定です。昨年秋から開花を始めた交配の親’Cabriol’はその弱い性質を強い個体と掛け合わせて立派な花の遺伝子を持つ強健な個体を求めたものです。更に強健な’Neige Poudreuse’と交配したことにより、今までで最も作りやすいniveumが出来たと思います。あとは作り込んでどこまで良い花を見せてくれるかですね。先日個体名と血統を整理するために、これまで行ってきた交配番号をピックアップして一覧にしたのですが、2005年から約40交配していることが判明しました。沢山採れたもの、そうでなかったもの色々あります。ようやくこの先どのように交配を進めるのかが、何となく見えてきました。