Paph.Winter Emerald’#3′


昨年オークションで見つけて購入しました。高木農園のセレクト個体と思われます。登録を見ると1988年です。ちょうど私がパフィオの栽培を始めた年です。本当に良いものは色褪せないなあと思って見ております。私が以前に交配に使った個体は’Snow Cap’でした。弁質が厚く、花弁のフリルが少ない優秀な個体でしたが、極端にカップ咲でした。この個体は開き方が程良く心地よさを感じます。ただ、’Snow Cap’よりはペタル幅が狭めでフリルがあります。一長一短ありますね。弁質は特別厚くもなく普通です。’Snow Cap’もそうでしたが、この個体も花粉が使えません。本当はこれと東京さんの巨大輪のPaph.Emerald Lakeを交配してPaph.Capri Moonを作りたかったのですが、断念せざるを得ません。まずはこの個体を充実させて、それからOZ産のPaph.Emerald Lakeを交配しようと思います。何年先でしょうか?両方の親株を維持しなければいけませんね。

左はPaph.Capri Moonです。写真では分かり辛いですが、’#3’の方が小さな花です。単純に株の充実度が違うのかもしれません。その辺も含めて、作り込んでみないといけませんね。

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