成立せず

’Pebble Beach’に今年咲いたセレクト個体の花粉を付けてみたのですが、1週間で萎れてきました。初めて使う個体なので、個体の性質として使えない個体なのかもしれませんが、例え3倍体であっても種なしスイカの様に結実はするわけで、結実しないのは体力不足で結実を拒絶しているのではないかということです。花の後方に茶色くなった蕾が写っていますが、花芽が慎重途中で枯れてしまうほどの猛暑でしたので、結実を拒絶しても不思議ではありません。来年に向けて整えたいと思います。花粉は良い状態でしたので保存しておきました。悔しいので他に花粉を付けられる個体は無いかと探していましたら、名前も付けていない個体が割合良い開花をしているのを見つけました。ドーサルの点が大人しいのが惜しい花ですが、PW27ありました。ですがDW45と小さめです。交配親として成功するかは組み合わせ次第ではあるので、相手が思いつくまで温存しておくこととします。作り込んで27と初花で27ではポテンシャルは違うと思います。今年の初花は凄いです。交配の話に戻りますが、今年セレクトした初花の花粉を観察したのですが、良いものと余り良くないものがありました。これも猛暑の影響なのかもしれませんが、来年以降も確認しようと思います。どこまでが個体の性質なのか、気候のせいなのか・・・。



