henryanum親の血統


今年から咲き始めた交配の花粉親が最初の画像です。中国地方の止められた趣味家の方から引き継がれた個体だそうで、花粉を譲っていただきました。NS100PW30というhenryanumで言えば巨体輪と言っても過言ではない見事な花です。山木とは思えませんし、かと言って記憶にある流通していたsibではあり得ない表現の個体でした。ラベルに記載がないのでとっかかりが無いので、あくまでも私の想像に過ぎないのですが、色々探していましたら大輪の個体の画像がニューオーキッドにありました。下の画像です。四国の村上さんの出品個体でした。この蘭園は様々な蘭の山木を扱っておられ、malipoenseの優秀花をセレクトされていました。ですからhenryanumも同様に沢山ある中からセレクトされたのだと思います。henryanumは昔からパフィオをやっておられる方ならご存じとは思いますが、山木から優秀な個体を選別するのは結構難しく、この個体のような優秀花は非常に稀です。きっと片親はこれだと思って、それから数年経過しました。

そして昨晩何となくJOGAの入賞花を検索して見ていましたら、PW28という入賞花が見つかりました。GMでも25くらいのものなのですが・・・。

この画像ですから印象に残っていなかったのだと思います。ペタルもドーサルも反りがあります。普通なら入賞すらしない欠点を持っていますが、このペタルのボリュームが見事だったのでしょう。親は両親ともAOSの優秀な入賞花です。両親の画像は持っていませんが、昔に蘭園で入賞花集を見ていたので、記憶はあります。このsibが販売されたときには4個体程入手したのを覚えています。上手く根が活着せずに枯らしたことも・・・。どなたか’King Kong’AM/AOSの画像をお持ちではないでしょうか?極整形でドーサルの点が浮き出るような大きな点をしていた個体だったかと思います。で、この個体も村上さんです。きっとこの両親をsibされたのではないでしょうか?これならPW30の個体が出てもおかしくありません。

最初に咲いた私の交配です。ペタルの点の入り方が’Dark Eyes’に似ているように思うのですが如何でしょうか?

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