昨年のフラスコ出し苗


昨年は今までで一番無難に乗り切りました。今年の分はフラスコの段階で小さなものが多いので微妙です。最初の画像は昨年の3月にフラスコ出ししたビニ整形の交配です。根元が赤く何とか残せそうな苗がこのトレーですが、期待できそうな苗は5苗くらいでしょうか?一番大きなものはリーフスパン25㎝くらいに育っています。1年半足らずでどれくらい葉数が出ているのか観察しながら鉢増し作業をしていましたら、4~5枚くらいでした。昨年のフラスコ出し苗で極端に成績が良いものは花芽が入っているものもあります。何が違うのかというと、交配の性質とフラスコ苗の段階でしっかり大きくなっていたことです。下の画像は花芽が入った交配の兄弟ですが、枚数こそ同じように出ているのですが(一番下の左側がフラスコ内の葉)、最初から大きかったものは馬力が違うようでリーフスパン30㎝を超して花芽が入った訳です。この交配の生長の早さは交配の性質もあるのですが、発芽本数が少なく、ラボで1瓶当たりの入り数を少なくして培養して下さったので、届いた時点で早いものはリーフスパン15㎝以上はあったと思います。秋の単鉢上げでいきなり3号ポットに植え付けたくらいですから。苗単価は高くなりますが、早く咲かせたいとか、フラスコ出しを上手く乗り切りたいと思うのであれば、1瓶当たりの入り数を少なくして大きく作って貰うのはありだと思います。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です