henryanum系交配
昨年開花した個体が今年も開花しました。Mem.Chiko MarkにKing Henryを交配したものです。もう少し整形になれば良いのですが、これはこれで野趣があって良いのではないかと思います。ドーサルとペタルにも若干点が入っているのですが、黒ではなく灰色がかった紫色の斑点がhenryanum系交配種独特で面白いです。他にも開きかけていますが、グリーン系が殆どのようです。ピンクリップになりそうなのは極少数になりそうです。花粉が古かったためか、採れた本数が少ないので販売できるものは少なくなりそうです。種子親は普通の整形花並みの株姿ですが、この交配は20㎝から25㎝くらいのリーフスパンです。ただhenryanumもそうですが、環境や株の充実具合でリーフスパンは変化するので将来的にはどうなるか分かりませんが、今のところコンパクトで輪数の多い仕立てが出来得る性質はもっているように感じています。