苗選び


最初の画像は以前販売していたOcean Jasper × Viastedeです。葉幅の広いもの、狭いもの、葉の硬いもの、柔らかいものと色々あります。単鉢上げするときに奇形や、明らかに性質が弱そうなものは廃棄します。そのような作業を鉢増しの度に行います。ですから販売する開花サイズはそれなりの選別をして残ってきたエリートみたいなものです。数が採れなかった交配は選別は甘めです。

トレーに入った苗の画像は単鉢に上げたものです。葉幅の広い個体が良い花が咲くという考えは持っていません。それは過去にOZから入ってきた苗を買う時に、広い葉ばかりを選んで何一つ残せなかったという経験があるからです。それでは何を基準に苗を選ぶか。それは親がどんな葉をしているかが基準です。Winstonならどのような葉か、Amandaならどんなかみたいに。親の個体を知らなくても、その血統で想像をしてみます。画像は自分の交配なので親の個体の姿が両親とも分かっています。右下の幅広の硬い葉は種子親に似ています。細めでスラっとしている株は花粉親に似ています。後はどちらかに偏った姿を選ぶか、中間的なものを探すか、そこは選ぶ方の好みです。STORESに出していた苗でも私なりにタイプの違ったものを選んで出してみました。Brush Up’Meteolite’の交配は3タイプ選んだつもりです。残っているのはBrush Up’Meteolite’に近いものです。私がそう思っているだけで違うかもしれませんが・・・。Masaharu Asahiに近いものと、中間的なものは売れました。Gold Symphonyも種子親に近いものと、花粉親に近いものの両方を出していました。New Edition’Magic’の交配は完全にNew Edition’Magic’に似ていて葉が細いものです。細いからダメで太いから良いというものではありません。人それぞれ選ぶ基準があるとは思いますが、花の画像でも葉の画像でも、丸く見えるものが売れやすいという傾向性があると感じています。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日記

前の記事

armeniacumの交配苗
Brachy × Parvi

次の記事

Strawberry Candle