henryanum
これも良い花です。リップの横が凹んでしまいました。まだまだ株の力が足りない証拠でしょう。henryanumは本当に作でがらりと変わります。毎年一喜一憂して楽しんで頂けたらと思います。花のサイズというものは皆が気にするところですが、サイズこそ水物です。株の出来で変わります。それよりも全体のバランスはどうか、形はどうか色彩はどうか、その辺を良く観察してお好みの花を見つければ良いのではないでしょうか?今年最初の個体をヤフオクに出していましたが、出す際にバランスとしてドーサルが大きいよね、NSの60%超しているよって気付きました。こういった花の形やバランスを数値化すると他との比較になるなと思いました。まあ花を観賞するのに数字を持ち出すなんて無粋だなとは思ったりもするのですが、感覚として捉えたものを他人に説明するのには数字も必要なのかなと思ったりします。同じくNSに対するペタル幅というのも注目したいですね。整形花だとペタル幅がNSの半分を超すのか越さないのかという視点があります。henryanumにおいてはどのあたりが理想なのか・・・