Paph.All Blacks
昨日は委託栽培をお願いしていた苗を引き取りに行ってきました。その際にちょっと気になった花を購入しました。この2個体は兄弟です。全く個性が違います。セレクト個体のセルフ実生なのですが、内在している遺伝子が分散して出現したようです。オリジナルのPaph.All Blacksの花粉親のPaph.Fire Fighterは決して強健な品種とは言えないと思うのですが、母体のPaph.Sachel Pageの強健さが伝わったためか、この品種はとてもがっちり力強く育っています。根が多いのが良いです。割合モーデータイプと言われるものは根の少ないものが多いのですが、これは多いです。ですから多少花の表現が物足りなくても、親に良いのではと考えました。血筋も申し分ないですし。そこで、両方ともに優秀なビニ系を交配してみました。