Paph.Blanchette’#5′


2回目の開花です。Paph.Blanchetteは昨年から開花を始めて、もうすぐ全ての個体が開花を終える予定です。今までいくつもセレクトして残しているのですが、写真と株とが一致しないまま放置していました。そこでようやくラベルにナンバーを付すことにしました。個体名を付けるのが一番良いのですが、語彙力がないものでパッと決まらず、作業が進みません。とりあえず作業を優先した訳です。こういう時にブログをしていて良かったと思いました。写真には葉が写っているものがあるので、大半の個体を識別することが出来ました。で、この個体は’#5’となりました。昨年の開花はパーツは良いものの、展開の仕方に問題があり、残すような花ではなかったのですが、親のPaph.Psyche’Esprit’の性質を考えると、良くなる可能性があったので残していました。まだドーサルの展開は気になりますが、ステムがしっかり長く伸びて、力強い雰囲気の花になりました。点の入り方だけが少し残念です。少しかすれたような点になっていますね。個体識別をしていて気づきましたが、個体差が結構出ているなと。一つの要因として考えられるのは、私が親にしたPaph.niveumは兄弟同士とかではない異系統のラインから出来ているからではないかということです。Paph.niveumは白いシンプルな花ですが、観察すると結構個性があることに気付きます。最近私の交配のPaph.niveumを見ていても、兄弟間で全く違う個性の個体が咲いてきます。ましてやPaph.Psycheに使われているPaph.niveumなんて全く違う系統でしょうから尚更です。Paph.bellatulumとPaph.niveumという2つの原種からなる品種ですが、バックグラウンドに様々な個性が隠されているのだと思います。Paph.Blanchetteですが、色々な交配に使おうと考えています。siblingもしたいし、Paph.Psyche’Esprit’を使って出来たPaph.Virgoもあるので、Paph.Virgoとの交配もしてみようと思っています。もう一回違う系統のPaph.niveumをかけるのも面白そうだなと。昔育てていたんですよ。Paph.Blanchette×Paph.niveum。ほぼPaph.niveumの花でしたが、綺麗な花でした。白やピンクの親作りにも使おうと思っています。まずはその辺りから始めましょうか。

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