調べてみると・・・


交配するとき、組み合わせる2つの個体をまず選びます。それから、どちらの親を母体にして、どちらを花粉親にするかを決めます。一番決めやすいのは、健全な株を母体にすることです。でも親によっては花粉が使えないものがあります。ですからこういった制約のある親は成立した交配数が多くありません。じつは将来Paph.Crazy Horse’Understatement’を使った交配をしようと思っているのですが、登録を見てみると・・・私の好きなPaph.Morning Dewがあります。ところがPaph.Crazy Horse’Understatement’は花粉親で登録されていました。あれ?’Understatement’って株を大きくして母体に使わないと採れないのではなかったっけ?と思い、所有するPaph.Morning Dewのラベルを確認すると登録と逆でした。登録者は特別な意図があってこうしたのではないと思います。どちらに書こうが登録名は同じなのですから。ということは、サンダースの種子親、花粉親は正しいとは限らないということです。場合によっては、わざと逆に書く場合もあるような気がしています。台湾の白花の親株を入手しているのですが、絶対採れる相手に花粉を付けたのですが、採れなかったんです。ところが母体にすると普通に採れました。この親は登録では花粉親になっています。???証明は出来ませんが、親株を割って放出した直後の登録だっただけに、もしかしてと思ってしまいます。

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