Paph.niveum


‘Apollo’×’Kuksa’の初花です。もう少しペタルの展開が良ければ良いのですが・・・。Paph.niveumってこういうのが多いですね。パーツは良いのに展開の仕方に難があって、審査で点数が伸び悩むというパターン。結構三拍子揃うのは難しいです。難しいからこそ、そこにチャレンジする楽しみがあります。この個体は弁質良く、パーツが良いので素材として残しておきます。私がPaph.niveumをセレクトする際に重要視するのはドーサル幅です。幅といっても数字上のことではなく全体のバランスとして大きいかどうかです。ペタルは水物なのですが、ドーサルは突然大きくなるということが無いように思います。極端に言えばドーサルさえ広ければ作りこむ価値があるということです。ペタルは初花で3センチだったものが、作りこんで4センチになったことがあります。一番良いのは初花からある程度株を充実させておくことです。そうすれば、単純に伸びしろを考えなくても良いわけですからね。今年こそ栽培を立て直して来年は沢山紹介できるようにしたいと思います。また新しいフラスコが出来てきましたので、少しだけ販売しようと思っています。一つ一つ交配のコンセプトが違いますので、感じ取っていただけると幸いです。

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