続Paph.Wossner Favoriteの蕾
このような状態です。膨らんできましたが、ドーサルは狭そう、きっとペタルも狭いのだろう・・・。この交配の蕾を見たことがないのでわからないのですが、外側の色素が濃い部類に入るのではないかと思います。どうもこの交配について伺ったところ、濃い色を意識した交配のようです。さてどうなりますか。ブラキの場合は外側が濃くて、中が薄いものが多数あります。これもそうかもしれません。
とろこで、ラベルはWossner Favorite(leucochilum × hangianum)となっていますが、現在は正しくはNathaniel’s KYのようです。いつの間にやらPaph.leucochilumが登録に使えるようになっているのですが、Paph.godefroyaeとPaph.leucochilumって明確に分離出来るのでしょうか?そもそもの混乱はPaph.godefroyaeとPaph.ang-thongが同一であるとされたことからきているように思います。実際にPaph.ang-thongが使われた交配を説明する際にPaph.leucochilumの交配のように記述しているものを見たことがあります。混乱して訳の分からない世界になっていますね。RHSってもう少ししっかりして欲しいと思うことがあります。例えば最近よく見かけるドイツの点花Paph.Eyecatcherというものがありますが、ラトクリフが登録したPaph.Eye-Catcherという品種もあります。こんな紛らわしいことをしてはいけないと思いますが如何でしょうか?他にもPaph.CenterstageとPaph.Center Stageがあったりします。困ったものです。