Paph.Emerald Lake


東京オーキットさんの再交配によるPaph.Emerald Lakeです。この交配の最初の開花シーズンにパフィオフェスティバルに出向き、そのとき未開花株を選んで帰ったものです。その後病気が発生して焦りましたが、2年前の今頃、ようやく初花を見ることが出来ました。それからしっかり作り込んだつもりです。今回はNS15.5 D13.0 P7.3となりました。ご覧のようにドーサルがカップになっています。原因はドーサルが発達し過ぎていて、ペタルに巻き付くようになっていたため、綺麗に伸び切らなかったためです。Paph.Elfstoneにはよくあることですが、弁質が硬くない上に発達し過ぎると、自分の力で花が開けないという現象が起こります。この個体も良く似た現象を起こしているようです。ペタルの根元の下に白いものが見えると思いますが、それはドーサルです。ペタルが狭いと言ってしまえばそれまでですが、それだけドーサルが発達しているわけです。手を添えてドーサルを測ると14.5あります。この大きさを活かして白花の親にしてみたいのですが、来期以降のお楽しみにしておこうと思います。この個体は花粉が使えない状態なので、母体にするしかありません。この兄弟にはしばしば起こっている現象です。ただ兄弟株で母体にして採れたことがありますので、この個体もそうであることを願うのみです。オリジナルのPaph.Spitzあたりが相手候補です。

二花茎咲きましたが、両方ともリップが凹みました。初花の時は正常でした。

4.5号から5号に鉢増ししました。根痛みは少なかったのですが、抜くときに根の表面がめくれてしまい痛々しいです。これを防ぐ方法があるなら教えて欲しいです。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Parvisepalum

前の記事

Paph.Wossner China Moon
Complex

次の記事

Paph.Millennium Thunderの蕾