ビニ整形


以前掲載した花芽の個体が開花しました。親はPaph.Winston Churchill’Indomitable’にOZの未登録品種を交配したものです。以前に書いた通り、花粉親は株元こそビニですが、花は’Cocoa’と個体名が付けられたくらいビニとは言い難い色調でした。ビニ系には良くあることですが、これだけ株元の色が良いのに何で花はこの程度の色しか出ないの?という疑問がありました。と同時に、ビニ整形の他の交配を見ていると、親よりもどう見ても株元が赤黒くなっているものが現れるんです。ですからビニの色素の遺伝は親子でしっかり遺伝しているのにもかかわらず、花に出るか出ないかは別の問題なのではないかという疑問でした。簡単に言うと、株元にビニの特徴があって、花がそれほど濃くないビニも親として使えるのではないかということです。どうでしょうか?もしそれが本当なら、交配親の選択肢が増えるのではないでしょうか?

 花粉親の’Cocoa’

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