ようやく


奥の蕾が交配親(母体)で手前がその子供です。交配番号282交配日が2009年です。何故これほど時間がかかってしまったのか・・・栽培の失敗としか言えないのですが、CPを崩して単鉢にする際にプラ鉢水苔を試しました。これが間違いの始まりで、水苔の硬さであったり、水遣りのタイミングであったり・・・最近北軽さんが栽培についてリストに掲載されていますが、正しくこの失敗は乾かさなかったことです。乾くのが遅い上に、他の鉢に水を遣る際に一緒に水をかけてしまうということになり、根が全く育たなかったためです。その後数年前のことですが、温室全体をミックス植にしたことがありました。これも上手く馴染まず・・・。今は素焼きに水苔なのですが、素焼きに水苔は鉢の色を見れば乾き具合が分かりやすいことと、水分の分布が均一になりやすいのでミックス植のように上が乾いていて、中は湿っているということがありません。夏は鉢が熱くならないので根に優しいと、私にとってはとても管理しやすい植え方なのです。東京さんも近年素焼き水苔ですが、一番良いよね~花も綺麗に開くし・・・といった感じです。でこの写真の話に戻りますが、奥の親株もミックス植で傷んでしまい、久しぶりの開花なのですが、ミックスで悪く咲いているときにご覧になった方が、大事にして下さいね~なんて言っていました。この花の本質的なものを感じ取られたのだと思っています。この個体は花粉親が強く出ているように思います。さあ結果は如何に!

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