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実験的な交配

親に使う個体は完成度が高くなくて良いとは言われますが、どうしても良いものを使いたくなるものです。下の画像が種子親に使ったMajestic World(Mem.Sabrina Mark’Perfection’×Thunder World’Nissho’)です。お世辞にも良い花とは言い難い個体ですが、展開が良くて大きく、良血統であるので使えるかも?と思ったのですが、それよりも、期待度が高かった割に外れた感があり、何か役立てないといられないという気持ちになったので思い切って使ってみました。Pacific Oceanだって大きいだけでプロペラだし・・・。この画像の個体は花粉親に似た木ぶりで、蕾もそうでしたが、これなら来季の開花が楽しみになる結果かなと思っています。ちょっとコテコテした感じの色彩ですが、面白味はあるかなと。因みにこれは2023年4月に納品されたフラスコでこんな親なので4本しか作っていませんでした。結果を見るともう少し作っておけば良かったかも?

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