
wenshanenseの季節です。一連の’Howl’を使ったsibの兄弟です。この交配は咲き始めてから3年?経ちました。ブラキでも整形花でも初花から作り込むと株も花も大きくなります。下の画像の個体は左がDW67,右が65あります。どちらも端正とは言えませんが、sibするには良い親になると思うので残しています。wenshanenseといえば過去にM&〇オーキッドが売り出した#1×#2という実生がありました。売り出された当初に交配者に何故こんな番号の親なんだ?どんな親を使っているんだと聞きました。するとbellatulumで入賞した個体を片親に使ったということでした。当時、雲南から入ってきていたbellatulumとwenshanenseがあり、雲南のbellatulumはタイのものと点の入り方が違い、wenshanenseとは違うもののbellatulumよりはドーサルの点がペタルの点に近い入り方をするものもありました。きっとそのような個体とwenshanenseを交配したものをwenshanenseで販売したものと思われます。全体としては白地にwenshanenseのような細かい点が全体に散る個体が多く開花し、大きなものが多かったことから入賞花がいくつも出ました。どんな交配をしていても気付くのですが、1代目では親の形質が現れず、兄弟同士を交配したりすると前の代の形質が出てくることがあります。昨年はhenryanumの兄弟のsibで確認しました。他所のhenryでも同様のことが確認できます。今出回っている交配はまさしくそれで、前の代の形質が強く表れてきています。よりbellatulumに近い表現の花が出ています。よりによってそれが入賞していますね。交配しない人の手に渡るのは構わないですが、憂慮しています。wenshanenseの特徴はドーサルの点がペタルの点と同じ調子で入ることです。点の大きさがペタルの点とドーサルの点が同じ感じになること。点と点の間に汚れ、滲みが殆ど入らないことが特徴であり、美しさです。これは黄色地のもの白地のもののどちらにも共通する特徴です。拘る方は拘ってみてください。