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henryanumの鉢増し

先日開花した実生の花芽の出ていないものを鉢増しし始めました。株のサイズが小さいから花芽が出ていないのではなく、そういう性質だからだと思っています。一芽で咲きやすい性質の個体とそうでない個体があるように思います。かつてKevin Porter氏の蘭園から取り寄せてもらった’King Kong’AM/AOSの実生は未開花で3~4芽あるのが普通でした。芽立ちになってから花芽が入る性質というものがhenryanumの中にはあるように感じています。今年咲くものよりも来年に咲く個体のほうが株が充実して良い花が咲くように思います。ましてや今年の猛暑は酷かったですから。下の画像は上手く行っている個体の根の様子です。上から下までまんべんなく根が生育しています。コンポストの性質上、濡れすぎのもの、乾き過ぎのものが発生してしまうのですが、濡れすぎの個体でも根の良いものもありましたし、上の方だけで根が巻いているもの、下の方で巻いているもの、色々ありました。水分のコントロールだけとも言い切れず結論が出せずにいます。個体の性質というものもあるように思いますので。この交配は23年10月のフラスコですからまだ2年未満の若い木です。充実するのが楽しみです。

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