最近お客様からコンポストについてお尋ねがあります。ですが様々な理由でコンポストの販売の予定はございません。1人でやっているので花の世話と販売だけで手が一杯ということもあります。コンポストの配合のヒントを頂いた方が販売されているということもあります。材料の供給が不安定ということもあり、一定の品質を保つことが出来ないということもあります。何よりもパフィオの栽培は色々な要素の集積であり、コンポストは1つの要素に過ぎないものです。本当は素焼きミズゴケ栽培が出来るならそうしたいのが本音です。ですが数がこなせないので無理な話なのです。植え込みという作業の中にも色々な要素があります。その株にとって良い鉢サイズを選ぶこと、鉢の種類を決めること、例えば当方であればスリット鉢にするか、一穴のビニールポットにするか、複数穴のロングポットにするか。根元の位置を決めてウォータースペースを確保すること。コンポストの詰め込み方。根元のどこまでコンポストを入れるのか(根元を隠すのか)。私の植え方が他の方の環境や水遣りに合うかどうかも分かりません。何年やっていてもこれだという答えは見つかりません。それも楽しみの一つかもしれませんね。