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Paph.emersoniiの栽培

 当方では山木が沢山入ってきていた頃からemersoniiは石灰石100%でお皿に置いて腰水栽培が大変良くできました。石灰石が不足して他のものを混ぜたり、バークを表面に置いたことがあったのですが、鉢内の汚染を招いたようで、病気が発生し、多数の良個体を駄目にしてしまいました。わずかに生き残ったものを実験台にサンゴ100%で腰水にしてみました。写真のように元気に回復してきています。上手くいっていた当時はemersoniiを使ったF1でも同じように上手く育っていました。例えば、Cam’s CloudやLola Birdです。台湾では乾かす栽培が上手くいっているとか・・・鉢底まで乾かしてしまうと、その後水遣りをしてもひゅうが土やバークでは上手く吸水しないのではないかと思います。簡単に給水する素材のコンポストにしないと、乾かす栽培は難しいのではないかと想像しています。実際、台湾から入ってくるhangianumやその交配苗ですが、普通のミックス植で腰水しなくても上手く育ちます。乾かす栽培で上手く育ってきたからでしょうか?台湾の苗をサンゴで腰水にしたらどうなるのか実験してみないといけませんね。根腐れをして駄目になる可能性もありますが・・・。管理の仕方は湿度や日当たり、水遣りの量、鉢サイズの選び方、コンポスト等々環境によって違ってきますから、各々栽培者の環境に応じたやり方を選択するしかないですね。

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