Paph. henryanum ‘Fantastico’ (‘Dark Kita’ × ‘Nick’)
2014年にOZから花付きで入ってきたものです。弱々しい1芽の株で開花していました。通常のhenryanumはドーサルとペタルの間に隙間があるのですが、この個体は全く隙間がありませんでした。ペタルも正面を向いて、全てのパーツが良い形をしていてました。OZのFacebookに掲載されていたので欲しいと思って見ていましたから、入ってきたときは迷いなく購入しました。何しろ株が弱々しかったので大事に大事に育てました。それから2年後、何とか開花しましたがあまりよくありませんでした。勿論一般的な個体よりは良いのですが、作上がりしたという感じは全くありませんでした。更に2年後が今回なのですが、我が家での2回目の開花にして驚くような進展を見ました。NS8.1 D4.9 P2.7です。このバランス!このペタル幅!色も濃色になりました。初花のひたすら可愛らしい花から、堂々としたボリュームのある花になりました。株の様子からすると、まだまだ良くなりそうです。年内に’Warden’s Punk’との実生が出来てくる予定です。きっと私が理想とする派手でボリュームのある花が出来るでしょう!今から楽しみでなりません。
北軽ガーデンさんにお伺いしたところ、この交配は北軽ガーデンさんの交配で’Candor’×’BK’s Little Gem’というAM/AOS同士の交配から出たものをOZがsibしたとのことです。